【映画】LUCY

LUCY

こんばんは。 

 

今日は久しぶりに映画を見ました。

 

 

なかなか興味深いテーマだったので感想も書いて載せたいと思いました。

 

アマゾンプライムに入っている映画で、最新のものではないです。

 

なぜかアマゾンプライムでは配信されたばかりの’映画はお勧めされやすいんですね。

その中で、僕が気になったのがこの映画でした。

 

LUCY/ルーシー - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 ...

 

気になった一番の理由としては、

何よりもスカーレット・ヨハンソンきれいすぎるんじゃ!

 

という理由でした(笑)

見ていきましょう!

 

目次

作品情報

2014年、フランスで製作されたSFアクション映画!

今作はトランスポーターシリーズや96時間シリーズなどの人気アクション映画を手掛けたリュック・ベンソンが監督を務めた作品です。

 

「人間の脳は普段10%しか機能していない」

その機能を薬の作用で、100%フル活用してしまったらどうなる?というのが、この作品のテーマになっています。

 

上映時間としては86分で、ちょうどいい長さになっていて、主演はスカーレット・ヨハンソンです!そのほかにもモーガン・フリーマンなど大物俳優も出ています。

 

あらすじ

台湾に留学中のルーシーは1週間前に知り合ったばかりの男リチャードにアタッシュケースをある人物に届けて欲しいと頼まれる。リチャードにこの荷物を運ぶためにいくらもらったかと尋ねたところ1,000ドルだという。そんな大金がもらえるなんて胡散臭すぎる・・・必死で断るが手錠でケースと繋がれてしまい仕方なく荷物を届けに行くルーシー。すると屈強な男達に無理矢理ボスのところまで連れて行かれ、今度は別の仕事を押し付けられてしまう。

目が覚めた彼女は腹部を切開されたことに気づく。薬(CPH4)の運び屋にされたルーシーは監禁中にチンピラに腹部を蹴られてしまう。そのショックで袋が破れて体内に薬が放出された、その瞬間CPH4がルーシーの体に影響し脳が覚醒される。ルーシーはチンピラたちを撃ち殺して脱出、その足で病院に向かった。

病院で体内のCPH4を取り出したルーシーはフランスの警察に連絡して他の運び屋達を捕まえ薬を押収して欲しいと頼む、それと同時に脳科学の権威ノーマン博士にコンタクトをとる。

ノーマン博士と話し、自分のなすべきことに気づいたルーシーは自分の得たものを次世代に残すためにノーマン教授の元へと向かう。そんな彼女に24時間のタイムリミットとマフィアのボスの魔の手が迫るのだった。

 


『LUCY』予告編

 

 

監督

今回監督を務めたのは「リュック・ベンソン」

リュック・ベッソン - Wikipedia

 

 「今から10年ほど前、偶然脳細胞の研究家に会い、その仕組みについて聞いて興味が沸いた。それから専門家に話を聞くようになった。とくに細胞の機能する割合が増えたときに、我々が持っている常識や人間性、感情面はどうなるのかと考えたらどんどんアイデアが広がってね。僕は観客の頭脳に挑戦するような、集中力を必要とする作品に仕立てたかった」

これは、 某映画情報サイトの取材に対して監督が答えたもので、

まさにこのコメント通り、見てるだけで、とても集中力が必要でした(笑)

 

ところでこのリュックベンソンさん元々はスキューバ・ダイビングのインストラクターだった両親の影響で海洋生物学者を志していたらしいです。

しかし、事故でダイビングができなくなり、学者の道を断念しました。

 

それから、パリの映画会社でニュース映画のアシスタントを務めた後に

ハリウッドで映画製作を学び、自らの製作会社を立ち上げました。

 

それから初監督作品を手掛けてから、次々とヒット作を手掛けています。

孤高の暗殺少女である「ニキータ」。「レオン」が立て続けにヒット。

その後も「フィフス・エレメント」「ジャンヌ・ダルク」などを監督したほか、

プロデューサーとして「TAXi」シリーズ、「トランスポーター」シリーズを手がけています。

 

早い展開や、手に汗握るカーアクションなど、作品には、見ていてドキドキされられるような演出をされていますよね。

 

感想

浅め

 僕はアクションやSFなどのジャンルの映画は大好きなんですが、

その理由の一つは’’謎’が好きだからです!

 

こいつ何言ってんだと思うかもしれませんが、

SF映画って何かしらの謎からできていると思うんですね…

 

広大な宇宙の謎が気になるから、『2001年宇宙の旅』ができたり、

未来の世界ってどうなっているんだろうって思うから『バックトゥザフューチャー』があったり、

宇宙人って本当にいたらどうなるんだろうって思うから『メンインブラック』があるんです。

 

その疑問や謎が作品のるーつになったり、作品自体を面白くする軸となっていると僕は考えています。

 

その点で、今回のLUCYは面白いと思っています。

人間の脳の機能は普段20%程度しか機能していない。

という前提から、じゃあそれを100%まで上げたら人間は’どうなってしまうのかという謎です。

 

この題材を取り上げた映画で、『リミットレス』という映画があります。

 リミットレス - 作品 - Yahoo!映画

 

この映画も、怪しい薬を飲んだら、その効果が続いている間は脳の機能をフル活用できるみたいな設定です。

 

リミットレスの方はいわゆる覚醒薬みたいなもので、飲んだその一時だけ超人的な力を発揮するという感じで、

一晩で小説を書きあげたり、短期間で投資で大儲けするとかいうことをやってのけるようになるんです。

 

LUCYとリミットレスに共通して言えるのは人間の脳はすごいということです(笑)

単純な答えですが、この映画を見ることで私たちは、

人間の脳に秘められた無限の可能性が、花開いたらどうなるのかを

非常にエンターテイメントに、楽しく、想像することができます。

 

自分の能力を悲観的にとらえたり、ついつい後ろ向きなことを考えてしまう人は、

この映画を見て、今一度自分の可能性に賭けてみてはいかがでしょう?

 

深め

 リュックベンソンの映画って、ワイルドで、ハードボイルドな

展開の早い良質なアクションってイメージがありますよね…

 

でも正直ちょっと違うのかなと思いました。

 

結果から言うと、なんか男のロマン集めてみました。みたいな印象でした。

リュックベンソン自身が、

気になって仕方がないことや、これめちゃめちゃかっこよくね

と思っていることを映画にしてみました!

みたいな感じが強いんですよね…

 

これは完全に僕の偏見なのですが、男ってそういう単純なものに惹かれやすいとおもうと思うんですよね。

手に汗握るカーアクションとか、宇宙の神秘とか、世間を揺るがす大泥棒とか

そういうものって、いわゆる男のロマンとか言われるものなのかなと思います。

 

リュックベンソンはそういうものが本当に好きなんでしょうね(笑)

 

この映画について批評しているほかの人のブログを読んでみると、僕と同じような感覚を持っている人がいて興味深かったです。

film-review.net

 

この人のブログの中にはこんな言葉があって、その通りだと思いました(笑)

 中二病ではなく中二そのものリュック・ベッソン

 これだけではなくて、

リュック・ベッソンの本質は中二男子の妄想である。

 

この記事を読んで僕はやけにこの映画に納得できてしまいました。

確かに、中二の時の自分もこんな想像をしていたと!

あの頃は何にでもなれると思っていたと!

 

そんな初心を取り戻したような気分になれる作品でもありました。

 

加えて、僕が感じたのは映画というもののあり方です。

正直この映画はツッコミどころも満載です。

そして、大きなテーマを完璧にまとめ上げているとは言えないかもしれません。

 

でも、いいじゃないですか。

映画というエンターテイメントは日常ではありえないことが起きたり、普段できないようなことができるようになる世界なのです。

そんな中二の頃の、想像の世界みたいなものでちょうどいいのではないでしょうか。

 

もしかしたら僕たちは、映画を批評しようと思うとその作品のメッセージや裏の考えみいなものを探りがちなのかもしれません。

映画って、もっと気楽で、ツッコミどころ満載で、肩の力を抜いて没頭できるものだったはずです。

この映画見て、なぜかそんなことを思い出しました。